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どんぐり工房の研修会

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菅野彊の薬剤師研修会テーマ一覧

研修会は通常は1)1時間~1時間半の講演と、2)約1時間のSmall discussionから成ります。

1.基礎編

①新添付文書の読み方10の鉄則

“新”添付文書の読み方としたのは、採用するくすりを新しくしたからである。2000年11月15日初版のこの本は17年経った今でも歓迎されている。最近RIDなどを加えた、新しい「添付文書の読み方10の鉄則」を発刊した。この本に沿って、最新の処方箋からのエピソードを報告し、添付文書の読み方を深めたい。

[鉄則その1]薬理作用と効能効果、副作用。[鉄則その2]適宜増減とは?。[鉄則その3]副作用の機序別分類。[鉄則その4]薬物動態値その1血中濃度半減期。[鉄則その5]薬物動態値その2尿中未変化体排泄率。[鉄則その6]警告、禁忌、慎重投与の背景。[鉄則その7]薬物相互作用の機序別分類。[鉄則その8]高齢者への投与。[鉄則その9]妊婦、授乳婦、小児への投与。[鉄則その10]添付文書が変わるとき。

シリーズでやる場合には、一番最初にやるが、レベルが高いと思われるときには敢えてやらないで飛ばす場合も多い。

②医薬品副作用のチェックと予防のための機序別分類

くすりの副作用をチェックし、予防するためにはどうしたらいいのだろううか? 医薬品の副作用をその発現機序別に考え、時系列的に捉える理論を構築することそれを可能にした。 それは、副作用を、1)薬理作用によるもの、2)薬物毒性、3)薬物過敏症の3つに分類する方法論である。この理論によって副作用を予測することができる。

副作用についての有用な理論体系が少ない現在、必須な理論であると思う。シリーズ研修会の場合には必ず加える。

③薬物動態学10の鉄則

薬科大学および薬学部の薬物動態学は、dX/dt=-kel・Xという微分方程式の解法から始まる。実はそれが薬物動態学アレルギー薬剤師を大量に生み出している原因である。そこで、微分方程式をまったく使わずに、自然法則および加減乗除だけの数式で薬物動態を表した。そして、それを重要な「薬物動態学10の鉄則」とした。

この10の鉄則を手に入れると薬物動態学に対するトラウマが全くなくなり、薬物動態を考えることが楽しくなる。

2.応用編

①臨床検査値の読み方と薬物投与設計

処方箋に臨床検査値が記載されるようになった。私はこれは診療側から保険薬局へのメッセージだと感じている。つまり、「調剤をして服薬指導をし、患者さんにくすりを渡すだけではなく、あなたたち保険薬局薬剤師も医療に直接参加して下さい」ということだと解釈した。保険薬局の薬剤師は、いままで患者さんから検査値情報を聴きとることしか情報収集の方法を持たなかったわけだから、これは大変大きな進歩だと思う。処方箋や患者さんの状況を読み解くため、臨床検査値をどう読んで、どう疑義照会したらいいか? に迫った。

②加齢による薬物動態の変化と薬物投与設計

高齢化社会に突入した日本において、高齢者とくすりについて考えることは大変重要なことになってきた。そこでまず、高齢者に注意するくすりの3つの基準について考えてみた。つまり、1)Beers Criteria,、2)Beers Criteria Japan、3)日本老年医学会ガイドライン2015年版である。そして、それに基づいて5つの薬物投与設計について提案した。投与設計その1.高齢者CLcrの変化を推測する。投与設計その2.高齢者定常状態到達時間を推測する。投与設計その3.高齢者定常状態到達時間を推測する。投与設計その4.高齢者定常状態到達時間を推測する。投与設計その5.高齢者定常状態到達時間を推測するである。

③自分史5つの Aufheven -Excellent Pharmacistを目指してー

自分の歴史は「矛盾の解決と止揚の連続である」と思う。今まで真摯に生きることによって、多くのものごとを獲得し表現してきた。菅野彊の自分史は5つの段階に別けられる。①成長期。親の庇護のもとに学業をする。産まれてから、大学を出るまで、人間の基礎力の養成の時代。どう生きるのか? の模索の連続である。②大学を卒業して薬剤師に成り、薬局自営の時代に入った。家業の薬局を継いで、独り立ち! 世の中の厳しさを知ることになる。③患者さんのためにの時代。薬局経営を終え、患者さんがいるところで医療の実践をしようと、盛岡医療生協川久保病院へ勤務した。ここでいろいろな技術を開発し、獲得した。④病院勤務を終え、広く日本全体での臨床薬学の実践を目指し、『社会的仕組みの構築』を目標に医薬品卸へ行き、15年間努力した。⑤『再び患者さんのところへ行こう』と決意し、合資会社どんぐり工房を設立した。ここで達した世の中はどう動くか? という理論は、1)ものごとは対立するものの統一として存在する。まず、対立する側面を明らかにしよう。2)ものごとは一気には変わらない。質的変化を起こそうとするのなら、まず、優位な側面の量的拡大を目指そう。3)ものごとはすべて関連し変化していくが、必ずゴールがある。そして、ゴールに行きついたときが、新しいスタートのときでもあるという結論に達した。

3.番外編:濱守栄子/菅野彊のコラボレーション

上記テーマの菅野彊講演とシンガーソングライター濱守栄子のコラボレーション。濱守栄子の歌:国道45号線、おくすりの歌、魔法の薬、キセキ、遠い空の上で、他多数。

追伸)「自分史5つのAufheven-Excellent Pharmacistを目指してー」は、あまりお勧めできません。退屈ですし、間口を広げ過ぎていて、得るものがあまりないからです。また、自分の生き方をお話しするには私がまだまだ未熟すぎると思います。

お気軽にお問い合わせください TEL 019-613-5552

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